2019年9月26日木曜日

「コーチを必要としない選手を育てる」

選手が自分のコーチングを必要としないくらいの成長をしてくれれば、とても喜ばしいこと。
それが寂しいと感じるのであれば、選手から一生尊敬され教えを請われ続けるような凄いコーチになれるよう、己が精進するしかない。
私は「コーチを必要としない選手を育てたい」と思いながら、「いつまでも選手に頼られるコーチでありたいなぁ」というものすごく矛盾した願望を持つ。

「頼らせる」のは嫌い。「頼られる」のは嬉しい。

これがある限り、自分はずっと子供達を抑圧することをせず、ただ勉強し続けるんだと思う。できるだけ長いこと子供達に来て欲しいから。
でも結局、自分がいつコーチできなくなるかは分からない。
だからやっぱり、選手には「どんな環境でも、自分で成長できる」力を備えてもらいたいし、日々それを目指してコーチしているし、自分の教室をステップにして上のステージへ飛び立っていってくれたらすごく嬉しい。

うーん、矛盾。

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